台風のち曇り
私立のA校とB校に常勤講師(≒契約社員)として採用されました。
選考は次のようなステップで、教員採用試験と似ていました。
A校
1次 個人面接
2次 個人面接+論文+専門筆記+集団討論
B校
1次 個人面接
2次 個人面接+適性検査
3次 個人面接+専門筆記+模擬授業
私は夏の教員採用試験の宿泊やら交通費で30万近く既に使っていました。それなのに、
A校もB校もまたもや遠方なので、落ちてまたお金だけが減っていくのはもううんざりでした。
そのため、新幹線をケチって高速バスや普通列車で行ったり、ホテルに泊まらずにネットカフェに泊ったり、数百円の電車やバスに乗るのすらケチって1時間以上歩いたりして、受けていました。
しかも風邪をひいていたため、バスや電車の中で吐きそうになったり、ネットカフェの中で気持ち悪くて気を失いそうになったりして、途中で行き倒れになるのではないかと思いました。
食事はおにぎり1個とか、マックの100円バーガーとかですませていました。飲み物はペットボトルに水道の水を汲んだりしていました。
しかしなにより辛かったのはそのような経済的貧困や体調不良よりも、どうせ受からないのでは。また落ちるのでは。私は一体何をやっているのだろう…みじめだ…。という精神的な不安でしたね。
常勤講師なんで専任(≒正社員)や教員採用試験よりは選考が甘めであること、
教員採用試験の反省を活かし、どういう言動をすると受かるのかを考え実行したこと、
この2点が採用された理由ではないかと思います。
専任(正社員)への登用率ですが、A校は6割程度だそうです。
(6割は終身雇用となれますが4割は3年以内に首になります。)
B校は分かりません。
公立の常勤講師は、2月~3月にならないと求人の有無が判明しません。
そのため、私立の常勤講師を確保しないと、安心して年が越せなかったのです。
これで少しだけ安心できます。
無職で年金や健康保険すら払えていませんでしたが、来年4月以降は払うことができます。いま虫歯で歯が痛いのですが、保険証がないので歯医者にも行けませんが、4月からは医者に行くことができます。
ようやく少しだけ努力が実り、心の天気は、台風からくもりになりました。
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